mnre's diary

むぬれと読みます

この度、ジャングルパンで世界新記録を更新しました。

はしがき

みなさんこんにちは。LINE JANGLE PANG 世界記録保持者のむぬれです。 冗談はこのくらいにしておきますが、本日、長年の目標であったジャングルパンでのスコア7000超えを達成しました。

本当に嬉しいです。

僕がジャングルパンと出会ったのは中3の頃、旅行委員会の集会のときでした。後ろの方の席でやる気なく座っていた僕は、周りの友達が知らないゲームで遊んでいるのを見つけました。見てみると、どうやらLINEに内蔵されているゲームで、2色のだるまを40秒でどれだけ多く振り分けることができるかを競うゲームのようです。友達のスマホを借りてプレイしたところ、その子のハイスコアをあっさり更新してしまいました(要出典)。それ以来、シンプルながら非常に奥の深いこのゲームにすっかりハマってしまい、学年のグループでのスコアアタックが終わってからも一人で孤独にプレイを続け、気づけば高2も終わりかけているという時期になっていました。

ジャングルパンとは何か?

ここまで読んでくれた方はもう大方理解していらっしゃると思いますが、ここで今一度ジャングルパンというゲームについて説明したいと思います。

  • LINEに内蔵されているゲーム

  • 上まで無限に続いているだるま落とし

  • だるまは2色あり、それぞれの色に対応したボタンを押すことでだるまを落としていく
  • 40秒間でどれだけ多くのだるまを落とせるかを競う
  • グループチャットでも出来ます、しかもランキング機能付き!みんなで対戦しよう!

ジャングルパンよもやま話

ここからはジャングルパンの攻略法について、時系列順にまるっとお伝えしたいと思います。僕のジャングルパン人生で得たものすべてをここに記しています。上の動画を見ながら読んでいただけるとよりわかりやすいかと思います。

LINE内蔵版とアプリストア版

ジャングルパンには実は2つの種類があります。LINEに内蔵されているバージョンと、アプリストアで配信されているバージョンです。しかしながら後者は長らくアップデートが行われていない他、広告動画の視聴で10秒延長できたり、ゲーム終了時にそのままフリーズしたりするなど、ゲームとしてもはや成り立っていないので、LINE内蔵版をプレイするようにしましょう。youtubeではアプリ版を使用してハイスコアを自慢している動画もありますが、笑止千万ですね。

ノーツ色をリセマラしよう

まず起動画面を見ると、ノーツが4種類あるのがわかりますね。このうち緑は左側のボタンに必ず割り当てられているので、右側にカンガルー、クッキーアンドクリーム、うさぎのいずれかが登場することになります。背景色との兼ね合いも考えながら、自分が一番プレイしやすい色を選んでみてください。僕はうさぎを愛用しています。

スタートダッシュで差をつけろ

上の動画はご覧いただけましたか?画面が明るくなってからすぐにプレイを始めている様子がわかると思います。これはカウントダウン時に少し透けて見えるノーツをあらかじめ頭に入れておき、画面が明るくなると同時にプレイを開始することで、1ノーツでも多く叩き落としてやろうという魂胆です。プレイに慣れると、明転の直後にボタンを押すことができるようになります。陸上競技とは違ってどんなに早く反応してもフライングは取られないので、安心してください。

ノーツ捌く時にタイムラグがあってうざい

初心者の話を聞いていると、こういう声が多く聞かれます。

一定のリズムで捌くことを意識してみてください。違和感がなくなると思います。

視点─どこに目線を置くか?

音ゲーマーの方ならよくわかっていただけると思うのですが、こういう上から物体が降ってきて、それに応じてなにか操作をするという類のゲームでは、視線をどこに向けるかというのが非常に重要になってきます。

僕はコンボ数が出ているところに視点を置いています。あまり上の方を見ていても正直覚えきれないので、このあたりがちょうどいいのかなと思っています。ただ、ここに視点を置くデメリットは、コンボ数表示が邪魔に感じるということなんですね。もっとも、コンボ数表示は10,30,50,100,150コンボ時にしか出ないので、慣れてしまえば横の通常のコンボ数表示に意識を向けつつこの5回の表示がいつ来るのか考えてうまくやり過ごすことができるようになります。特に100,150コンボの表示は忘れた頃にやってくるので、注意が必要ですね。

得点の算出法

ジャングルパンをプレイしていると、例えばノーミス100コンボでゲームを終えた際に得点が2034点となり、100で割り切れません。得点計算に疑問を持つことになります。

実は1ノーツあたりの得点は、コンボ数によって決まります。初期得点は10点でここからコンボを重ねるごとに1点ずつ増加し、最終的に21点まで増加します。表にするとこんな感じです。

コンボ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
得点 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 21

つまり、どれだけノーミスでコンボを積み重ねることができるかが高得点のコツと言えます。

ノーミス時の計算式を書いておくと、合計得点は(コンボ数-10)*21+165となります。この式をもとに、例えば7000点を超えるには337コンボ以上が必要なんだなといった計算をしていきます。

BGMでドーピング

自分でやっておきながら言うのもなんですが、BGMを利用してリズム感を整えようとするのは、恐らく(ないであろう)公式大会では禁止されるのではないかなと思っています。それはそうと、アップテンポなBGMを流すことでハイスコアが取れる理由をお伝えしますね。

飲食店ではランチタイムにアップテンポな曲を流すことで、客の食べるスピードが早くなり回転率が上がる、という話を聞いたことがありませんか?これが本当かどうかはよく知りませんが、この話を応用して、BGMとしてアップテンポな曲を流すことで、無意識的にノーツをさばく速度も上がるのではないかと考えたのです。

これについては実際に効果がありました。というのも、BGMを流せば単調なだるま落としゲームが音楽ゲームに変わってしまうからです。例えばBGMとしてBPM200の曲を流すことで、それに合わせて8分でボタンを押すだけで266コンボを達成することが出来ます。音ゲー経験者なら、BGMに音ゲーの曲を流すことでより一層のスコアアップが期待できると思います。

取りこぼすこともある、人間だもの

それならBPMを上げまくって400ぐらいにすれば理論値(9999)をとれるんじゃね?と考える人もいるかも知れませんが、ここまでくると手も脳も追いつきません。実際、僕はBPM260程度でBGMのリズムに合わせて捌くことに限界を感じ、諦めました。ではどうしたかというと、得意なノーツの並び(例えば3-3-3など)のときにはリズム通りに押し、苦手なノーツの並び(2-1-1-2など)が来たらあえて速度を遅くして確実に捌けるようにする、という対策を取りました。動画を見れば明らかにそういう捌き方をしていることがわかると思います。

ラスト10秒のカウントダウンで焦るな

まず仕様が最悪なんですよね。ラスト10秒になると「このスマホはもうすぐ爆発します!」みたいな感じで背景が赤くなったり、警報音がふぉんふぉんなったりします。これが非常にうざい。このせいでゲームが終盤であることを否応なく意識させられ、何度もここでミスを重ねたり、慎重に行こうとして手が止まったりしてしまいました。ここを乗り越えるにはもう場数を重ねて慣れるしかないですね。僕は「あと10秒って言ってもまだ1/4残ってるじゃん」という風に発想を切り替え、なるべく落ちついて前半と変わらずに対処するよう心がけていました。それでも記録更新ペースできた時はいつもドキドキでしたけど。

終了時に間違えてシェアボタンを押さないようにしよう

間違えて押すとグループチャットに自分の点数とともに「一緒にジャングルパンしよう!」みたいなメッセージが流れます。数百人単位のグループでやらかすと大変なことになるので、気をつけましょう。

おわりに

僕はこれから受験期を迎えるためスコアアタックからは一旦身を引かなくてはいけませんが、ボケ防止程度には続けていくつもりです。受験が終わったら本格的に再開したいですね。

僕はジャングルパン界を盛り上げたい。どうして日本国民のほぼ全てのスマホにはLINEがインストールされているのに、ジャングルパンが盛り上がらないのか。僕はとても悲しいし、きっと開発者の方も悲しんでいると思う。僕はジャングルパンを通じて、無駄な努力なんてない、そして努力は報われるんだということを伝えたい。皆に勇気を与えたい。

ジャングルパンが大好きだという方、僕のスコアを余裕で超えている方、もっとスコアを伸ばしたいという方、ぜひ僕に連絡してください。一緒にジャングルパンを楽しみましょう。お待ちしております。

そしてLINE株式会社さん。プロゲーマー契約のお誘い、お待ちしております。

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