mnre's diary

むぬれと読みます

カレー屋「リアル」はチェーン店であるという噂を検証した

東京は西日暮里に店を構えるカレー屋「リアル」。西日暮里の学生の方には言うまでもないとは思うが、その魅力は何と言ってもナンにあると僕は考えている。ふわふわに焼き上げられた生地の柔らかさ、適度な焼き加減、ほんのりと効いた塩味。僕はすっかりこのナンの虜になってしまっている。そのため、リアルに行った時は、まずカレーを一切つけずにナンのみで1枚食べ切るようにしている。ナン本来の味を楽しむためだ。しかしながらこの流儀に理解を示してくれる人が少なく、残念に思っている。
そんなある日の放課後、コンビニで買い物をしていると、ある学生がこんな話をしているのを耳にした。
「リアルってチェーン店らしいよ」
一リアルファンとして、この噂話は聞き逃すことができなかった。すぐにスマホで調べてみると、どうやら石神井公園にも店を構えているようだ。友人Mを誘って早速訪問することにした。なお、この店を便宜上石神井店と呼ぶことにする。

訪問レポ

石神井公園駅から3分ほど歩き、Googleマップには表示されない路地を入ったところに石神井店はあった。西日暮里でお馴染みのリアルが本当にもう1店舗存在するとは。海外旅行中にファミリーマートを見つけた時と同じような気持ちになった。少し道に迷った分、喜びはひとしおであった。 f:id:mnres:20200318184710j:plain 興奮冷めやらぬ中、店に入ってゆく。席の配置はこちらの方がゆったりとしているが、雰囲気は西日暮里店と何ら変わりはない。f:id:mnres:20200318184845j:plainメニューまで全く同じであるのを見ると、やはり本当にチェーン店なのだろう。ただ、値段に関しては若干の違いがあった。例えば、Aセットはこちらの方が30円安かった。 f:id:mnres:20200318184803j:plain 水とおしぼりを届け、そのついでに注文を聞くというお馴染みのオペレーションに安心感を覚える。メニューが全く同じであるから、「Aセット・日替わり普通・ナンラッシー」の呪文も難なく通じた。ちなみに日替わりはおくらチキンであった。

さて、二店の特筆すべき大きな違いの一つは、サラダとカレーが同時に提供されることである。昼過ぎということもあり客数も多くはなかったのでナンもすぐに届いてしまい、焼きたてのナンを尻目にサラダを急いで平らげなくてはいけなくなった。 そして大きな違いの二つ目はナンである。西日暮里のナンと比較すると、石神井店のナンは焼き目が濃く、ほんの少し塩味が強かった。人によるだろうが、僕は西日暮里のあのパンのようなナンの方が好きだ。もちろん、ナンのおかわりは無料だ。
カレーについても少し違いがあった。こちらのカレーは少し味が濃く、噛むと紅生姜の味がする、もやしのようなスパイスが入っていた。

帰り際、店員に質問をぶつけてきた。その答えによれば、

  • 西日暮里のリアルと社長が同じ
  • 他にも赤坂(←!?)や中村橋、東久留米などにも店がある

とのこと。西武線ローカルなお店なんですね。石神井店以外の店舗はGoogleマップで見つけられなかったので、何か情報をお持ちの方はぜひご一報ください。

結論

リアルはチェーン店でした。