mnre's diary

むぬれと読みます

パンケーキを決して見くびってはいけない

友達と4人で河口湖に行ってきました。 昼飯を食べようと訪れたのは「富士山パンケーキ」という店です。

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ホテルの一階にある
室内もオサンテーなので女性は喜びそうですね。 僕はカレーとパンケーキを注文しました。まずカレーが届きました。
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うまそう
見た目通り美味しかったです。味は程よい辛さを備えつつもまろやかで、野菜のペーストが入っているのではないかと思われました。牛肉は柔らかすぎない程度に煮込まれていて食感が良かったです。 カレーを食べ終わった頃にラスボスメインのパンケーキがやって来ました。
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うまそう
ガ○トのメニュー写真詐欺に慣れていた僕は、予想外のパンケーキの大きさに若干の不安を覚えましたが、ここまでは写真を撮ってインスタグラマーごっこをするぐらいの余裕はあったのです。
まずは何もつけずに一口。ふわふわとした口当たりで、これなら余裕で全部食べられそう!生クリームも意外と脂っこくなくていい!と、最初は思っていたんですね。最初は。
1枚目を食べ終え、2枚目に差しかかろうとした時、ある異変が僕の身に起こりました。 箸が進まないのです。(ナイフとフォークで食ってるけど) そう、僕は知らず知らずのうちに、スフレ系パンケーキの罠にはまっていたのです。
スフレ系パンケーキとは、ふわふわ度を極限まで高めた、口当たりのいいパンケーキのことらしいです。
ここで質量保存の法則が登場するわけです。パンケーキをいくらふわふわにしたところで、同じ原材料から作られているのならパンケーキの重量や成分が変わるわけもなく、着実に胃の空き容量を侵食していくわけです。むしろ、重量当たり体積が大きい分、胃へのダメージは他種のパンケーキのより大きいと言えるかもしれません。

閑話休題。ふわふわしていると言っても、口の中に入れて咀嚼すればもっちゃんもっちゃんになるわけです。パンと飲み物を同時に口の中に入れた感じと似ています。それよりもそのペーストに油分と空気を多く混ぜた感じで、満腹中枢が悲鳴を上げている中飲み込む気は微塵も起こりません。小学一年生の頃給食でおかずとご飯は一緒に食べるものと知らなかった僕は、最後まで残った白ご飯をなんとかして平らげるために牛乳とご飯を口に同時投入し、延々ともっちゃんもっちゃんしていたことを思い出しました。
水でなんとかペーストを流し込んでいた時、また新しいことを思い出しました。
皆さんはチップチョップというお菓子をご存知でしょうか。

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うまそう
チョコレートの入ったパリパリの生地に塩がまぶしてあって、無限に食べたれたお菓子です。今はもうなくなっちゃってますね…
これはしょっぱいものと甘いものを交互に食べることで飽きずにずっと食べ続けることができると言う「甘味・鹹味インフィニティ理論」に基づくお菓子ですね。
パンケーキの甘さにくどさを覚えていた僕は、テーブルの上にあった塩を宿敵にまぶす事にしました。あまり美味しくなかったです。念の為タバスコでも試してみましたがだめでした。
苦しみながらも2枚目を食べきりましたが、まだあと一枚残っています。そこで考え付いたのが「小目標の設定」です。
人間っていきなり「東大現役!」と息巻いて勉強を始めても5分でスマホをいじり始める種族ですよね。そこで「今日は10分だけ勉強しよう」と実現可能な小さい目標を立て、それをクリアし続ける事で、自分はやればできるという自信がつき、無理なく結果を生み出し続けることができるのです。僕はそれをフードファイティングにも応用できるのではないかと考えました。
パンケーキを4等分して「1個だけ口の中に入れてみよう」これを4回繰り返すだけです。
結局完食しました。食事はやはり頭脳戦なのですね。

最後に、皆さんもオサンテーなカフェに行ってパンケーキを注文される際は

  • スフレ系
  • ふわふわ!
  • 口の中でとろける!
  • いくらでも食べられる!

そういった謳い文句に十分気をつけてください。